他人の幸福

この2日間で「結婚(婚約)する」という人の話を2つ聞きました。ひとつは会社の営業の、5歳下の男の子。アメリカ留学中の彼女と別れて2、3週間で出会った別の女の子といきなり婚約、既に両親に会ったりしているらしい。でも彼は熱しやすく冷めやすいタイプなので、ウワァーっと熱に浮かされている間に入籍までやっちゃうか、お互い全てを理解し合うぐらいまで熟成するかじゃないと中だるみしてしまうのではないかと(ま、それは彼に限らず誰にでも当てはまることかもしれませんが)。今年の秋〜冬ぐらいに式を挙げる方向で動き始めたらしいのですけど彼の性格を考慮して「破談」に200円賭けてきました。・・・でもみんな破談を予想してるから賭けにならなさそうなんだよなー・・・。

もうひとつは仕事絡みの女性。私よりも4つか5つぐらい上なのかな。本人から直接「結婚することになりました!」という報告を受けまして、もう一点の曇りもない澄みきった空のような気持ちで「おめでとうございます!」と祝福することができました。自分より年上の方っていうのもありますが(そのへん私の度量の狭さがよく表れている)、彼女がちょうど去年の今頃ダンナ様になられる方と付き合う事になってからのいろんな修羅場話を聞いていたからだと思います・・・前カノからのストーカー行為(日に250件の非通知着信)、前カノと彼の殺傷沙汰などなど・・・。そんな数々の難関を乗り越えた彼女だからこそ「近日中に入籍だけしようと思ってるんですけどネ☆」と言ったときの笑顔はキラキラ輝いていたのだと思います。どうぞお幸せに・・・付き合うとき「5歳サバよんでる」って言ってたのは無事カミングアウトしたのかしら(余計なお世話)。


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そんなわけで昨日は誕生日だったわけなのですが、メール下さった皆様改めてありがとうございました!またお返事は書かせていただきますが(相変わらずペースは遅いと思いますが・・・スミマセン)。覚えていてもらえるのってすごく嬉しいものだなーと痛感、かくいう私は人の誕生日が2ケタになるともうどれが誰の誕生日かわけわからなくなってなかなか覚えられないので反省した次第ですよ。それにしても節分は一体どうしちゃったの!?というほどののり巻きブーム到来でスーパー行ってもコンビニ行ってもお酢の匂いがしていて驚きました。関西とかの風習だと思ってたのにー。パ氏が「ありゃーお酢メーカーの策略だよね。バレンタインと一緒だよ」というので、私は何を聞き間違えたのか「えっ、バレンタインのチョコの代わりにのり巻きを!?」と一瞬勘違いしてしまったのでした。んなわけねーっつの。しかし「愛のバレンタインのり巻き」って結構古風でオツなんじゃないか、ちょっと独自路線を突っ走ってみようかなんて考えが頭をよぎりました。フフ・・・。


一晩明けて会社へ。そろそろお茶でも飲もうかなーと思っていた時、声をかけられて振り向いたら同じグループの女性がケーキにローソク立ててスタンバイしてて「ええー?」と驚いていると上司や他の人々が集まってきておめでとうをやってくれました。まさか会社でそんなことしてもらえると思ってなかったので本当にビックリ。うわー!上司が何故か「○○は今日は出張?」とか「@@はミーティング?外出?」とチェックを入れていたので、緊急会議でもやるのかと思っていたら単にケーキのお供のコーヒーをスタバに買いに行くのに人数を数えていただけのようです。昨日はイベントで上司は外出していたので、今日実行されたらしい。いやーちょっと感動してしまいましたよ。調子に乗ってケーキ2切れも食べちった!うわー!昨日も夜中にケーキ食べたのに・・・明日は絶対ジム行くぞ!照れ隠しにひたすらケーキ食べてたっていうのもあるんですけどね(笑)。

今年は絶対転職しようと意気込んでいたのに、こういうことされると情にほだされて居心地良くなってしまうじゃないですか。えーん。私の上司は超マイペースで能天気なので、そのおかげかうちのグループは雰囲気が良いので評判なんですけど(仕事で大ピンチなことがあってもドラえもんの話*1をしたりして現実逃避をしている・・・)それでもやっぱり普段「Iさん(上司)は全然私のこと評価してない!」とか「全然可愛がってもらってないです」とかブチブチ文句を言っていたんですね。それが心から申し訳なく・・・。まるで母の日のお母さんの気分でした。この嬉しかった気持ちはちゃんと伝えておこうと思い帰り際に上司に「今日はありがとうございました。感激してちょっとウルッときましたよ〜」と言うと、向こうも嬉しそうにしていたのでよかったです。ちょっと良い話でした。

*1:「部材が納期に間に合わない!」「今ドラえもんがいたらスモールライト出してもらって部材を小さくして自分で飛行機でアメリカから運べるのに!」「いや、それを言うならどこでもドアだろ」「どこでもドアって何とかして作れないもんなんですかね?」「うーん、難しいんじゃないでしょうか」というような話を30代・40代のいい年こいた大人が緊急時にPCに向かいつつやっていたりする。