バレンタインデー

ということで、
近藤真彦 Valentine's Day in 武道館」に行って参りました。


記憶をぼちぼちと辿って感想書いてみましたのでよろしければ。

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2月14日「近藤真彦 Valentine's Day in 武道館」感想


「マッチのコンサートに行くの〜」と嬉々として報告すると、ほとんどの人が


「え、なんで?」


という質問を…。


え、なんで?って言われても・・・。


マッチコンに行く気持ち・・・それは例えるなら神社仏閣や世界遺産を訪れてみようとする人々のそれに似ているかもしれない。歴史を目に焼き付けてやろうという思い。いや、もしくは登山家のそれにも似ているかもしてない。何故山に登るのかと訊かれて「そこに山があるからだ」と答えたのは登山家ジョージ・マロリーでありますが、「マッチコンに行く、武道館でマッチが演るからだ」と私も答えたい。理由など必要だろうか?いや、要るはずもない。だってマッチだもん!


そんな高尚(?)な理由などあるはずもなく、ほとんどノリと勢いでマッチコンへのお誘いにほいほい乗ってしまった私なのでした(笑)。しかしながらマッチディナーショーのお話はあまりにも魅惑的過ぎて…。マッチのヒットナンバーに私も酔いしれてみたい!「笑いとカタルシスを求めて」というのが正直なところですな。ハハハ。


武道館に向かう途中、新宿の駅ビルでうっかり「F・T・O」の予約なんぞしつつ到着。九段下の駅はマッチコンに向かう女性達で溢れかえっています。しかしながらなんだろう、この安心感…。そう、それは明らかに「年齢層」です(笑)。自分より下の年代が限りなく少なく、たまーに中学生ぐらいの娘さんがいるなーと思えば親の付き添いであったりとか…少なくともNEWSコンで中高生に取り囲まれた時のような居心地の悪さは全くない(笑)。足取りも軽い。パンスト脱いでジャージに履き替えた気分。あー落ち着くわ〜〜〜。
門をくぐったところで今回の晴れのマッチコンにお誘い下さったM様、そしてY様、メ様と合流。グッズ売り場にチラリ目を向けると・・・ああーーーっ!黒いタオルが!「近 藤 真 彦」と赤字の毛筆体でプリントされたタオルが!あの赤字が眩しい!あのタオル欲しい!お金は出したくないけど!と思わず興奮。嫌でもテンション上がってきます!


そしていよいよ客席へ。数年ぶりの武道館です。ひょっとしたら大学の卒業式以来かも?とぐらいなんですが、そのあと1回ぐらい何かのライブで来ているような気も・・・すっかり記憶がマダラにボケてきています。
満員御礼SOLD OUT、立ち見までぎっしりの現実を目の当たりにしてもまだ「一体どこからどこまでが本気客なんだろう?」と疑いの目をもって客席を見回してしまう私。スミマセン。ほんっとスミマセン!それから数時間後、私はマッチ様に土下座したい気持ちになるのでした。合掌・・・。


客電が落ち、舞台上の紫色のスクリーンにぼんやりと照明がともされてドキドキと高まる緊張感。ああーーー生まれて初めての生マッチ!(舞台じゃないところで見たことはあるけど)・・・と双眼鏡を握り締めていたら、最初に出てきたのはオープニングアクトロクセンチの皆様。がっかりしたようなホッとしたような。ここ割愛。


そしてやっとマッチ!マッチ!マッチ様のご登場ですよ。オープニングはよくありがちな映像MIXです。「挑戦者」にちなんでか、ボクサー仕立ての演出です。シルバーのガウンをまとっていますが何故か下は薄ねずみ色のスラックス・・・Why、何故に?と小首を傾げてしまうような地味さ加減。舞台も至ってシンプルで、「マッチ箱(のデザインのやつ)」とスクリーン。曲が始まると、マッチ箱から下のスクリーンにジュークボックス風に当時のジャケットが現れます(説明下手でスミマセン。WSでご覧になった方もいらっしゃるのではないかと・・・)。マッチ様なんだからもっと衣装にお金かけて羽根とか背負って現れるんじゃないのか?と思っていたのですが・・・。きっとあのスラックスも地味に見えるだけでイタリア製かなんかの超・高級品に違いありませんよネ!(注:途中で白スーツにお召し換えされました。ホッ)オール生バンド演奏だし、マッチ様は本物志向なんですね。そんじょそこらの大物とは格が違う超・大物ですからね!


というわけで当然1曲目は「挑戦者」。それから数曲、マッチ中期ぐらいの「Made in Japan」や「Baby Rose」「大将」などのシブ目なミディアムナンバーが続き、なんとくなくジリジリと焦らされ感が募る私達。そうじゃないのよ!もっと、「ああ、これぞマッチ!」と後ろから頭を殴られたような、脳髄まで痺れるような衝撃が欲しいのよ!


と思っていたらキタ!きました!時代を超えた名曲が!
「一番野郎」・・・・・・・・・超ーーーーーカッコイイ・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
思わず目頭が熱く。ハァーーー!


その後、マッチ様のありがたい氣志團(「One Night Carnival」)や徹子のありがたいVTRなどを挟みつつ(2回も!)コンサートはクライマックスへ。え、途中端折り過ぎですか?最初気合入れて書き始めてちょっと失速気味になっています。だって疲れたもん。あ、あと「青春アミーゴ」を歌い終わったところで亀梨くんが花束持って現れました。ここで「得した!」と思ってしまう自分が切ない・・・(笑)。


後半、何かのスイッチが入ったと思われるきっかけでマッチ様初期のヒットナンバーが惜しみなく繰り広げられました。イントロが流れるたび「キャーーー!!!」の嵐ですよ。もう。アドレナリンが分泌されまくりです。曲順とか覚えてなくて恐縮なんですけども「スニーカーぶる〜す(♪ジーグザグザグジグザグジグザグの振りを1回だけやって下さった!感動)」はもちろんのこと「ブルージーンズメモリー」「ギンギラギンにさりげなく」「情熱☆熱風(月)せれなーで」「ふられてBANZAI」「ハイティーン・ブギ」「ホレたぜ!乾杯」などなどなど…。名曲揃いですよ。「ケジメなさい」の生「これだよ☆」にはホント参りました。腰が砕けるかと。「♪ポニーテールゥ〜」など時代は感じるものの、楽曲は全く色あせてませんよネ。それもこれも全てマッチ様が最高にカッコイイから!いや真剣マジで!若かりしの頃の映像がスクリーンに出てきたりするんですけど、10代の当時のマッチと今の40代のマッチだったら絶対今のマッチの方がいい。むしろ付き合いたい、付き合ってくれ、お願いしますっていうくらいカッコイイ(笑)。元アイドルでここまで劣化してない人も珍しいですよ。あ、マッチは元じゃなくて現役アイドル・・・ってことでいいですかね?普段ジャニの対象年齢が自分より年下なので(笑)、久しぶりに大人の男の魅力って「これだよ☆」と思った次第です。
最初は物見遊山的な気持ちで参加したんですけど、気がついたら本気で楽しんでました(笑)。ずーっと立ちっぱなしで(これは単に立たないと見えなかった)うっかり手拍子まで・・・エヘ☆本気汁出しまくりでハッスル(死)してしまい、すっかりマッチの虜になってしまいました。少なくともこの日一日は(笑)。


そうそう、公開記者会見に続くアンコールにKAT-TUN登場。亀梨はプロ。アイドルとしてもプロだけど後輩としてもプロ(笑)。「大先輩マッチさんのコンサート、盛り上げちゃうゾ☆」感がみなぎってました。私も社会人として見習わなければ・・・。


数々の名曲に酔いしれることのできたマッチコンでしたが、私の中のNo.1曲は「一番野郎」ですかね。なんというか、腹の底から力がみなぎってくる気がするのです。日本海の崖っぷちに立って潮風を頬に受けながら聴きたいのはこの曲。ってこんなこと言ってて私ヤバイ?(笑)「演歌は日本人の魂〜」とか言ってるオヤジのような気持ち。そう、マッチコンを見てて「ああ、私って心の底から日本人だな・・・」と実感したのでした。マッチは日本人女子(妙齢以上〜)の魂!ということで感想を締めくくりたいと思います。