世間の風

デビュー祭りというのは改めてすさまじいものですね。先日渋谷に行った時も駅を出たらバーン!といろんな方角にKAT-TUN、センター街を通っても井たる所にKAT-TUNだらけ・・・公園通りももちろんKAT-TUN(ファミクラあるから)、ハァ〜すごいわねぇ奥さん〜なんて1人2役でひとりごちていました。世間の認知もすごいようで、うちのオカンまでもがバカのひとつ覚えのように「亀梨くん、亀梨くん」と連呼していました(他のメンバーについては「知らない!」と一喝)。スカパーのCM見ても「あっ、亀梨くんじゃない?」一緒に少クラ見てても「あら、亀梨くんよ、ねぇねぇ」とうるさいったらありゃしません。そんなオカンですが、6人の中で一番好みなのは中丸だそうです。「あれは中丸っていうんだよ」と教えてあげたら「中丸…」と嬉しそうにブツブツ呟いていました。これもひとつの親孝行?
今日、仕事帰りに久々に整骨院に寄った時もちょうど有線だかなんだかから「Real Face」が流れてきたので他のお客さんがKAT-TUNの話をおっぱじめました。
「カ・・・トウーン?(「ウ」は大きめに)」
「カツーンですかね?」
「カ、カ、カトゥーンじゃないですか?」
と聞いてるこっちがじれったくなるような会話を…でも、助けの合いの手を入れていいものか…と悶々としていると私の担当の先生が「○○さん、ちゃんとした呼び方知ってます?」と私に話を振ってきたので元気よく(うつぶせだったけど)
「カトゥゥゥゥーーーンです!」
と答えておきました。勝ち誇ったように。ファンでもないのに。「好きなんですか?」と訊かれたので「いいえ!」とそこは一応全否定しておきました…。いや、断っておきますが別に嫌いってわけではないんですよ一応今のところ歌番組のOAチェックもして保存もしているし曲好きだからCDも欲しいな…と思っているし。テヘ。
実はお昼に、胸を張って「好きです、ジャニ!」と言えなくなるような、私を弱気にさせる出来事があったのでした・・・。


何の話の流れか忘れてしまいましたが、お昼を食べていた時に同僚のツさんが突然
「ジャニーズのファンって気持ち悪いよねぇぇぇーーーーーー!」
と発言。


アンタの目の前に正真正銘本気と書いてマジと読む現役のジャニオタがおりますがな!!!


大概のことは言われ慣れているつもりのワタクシではありますが、突然のこと&肉声で「気持ち悪い」と言われたことに対するショックで言葉を失いしばらく無言で硬直。
おそらくツさんは私がいつものノリで「そーうだよねぇ♪」と答えると思っていたらしく「アレ?おかしいな?」という顔をして固まっています。彼女は「誰がどっから見てもわかりやすくオシャレだと思われている」ものを好むタイプの人なので、きっと「アイドルオタ=気持ち悪い存在」という世間の認識をそのまま素直に口にしただけのことだとは重々承知しているのですが・・・。そういえばTさん(いいケツのマブギャル)が亀梨が好き☆というので2人で盛り上がっていた時にも機嫌がよろしくなかった記憶が・・・。
そのまま無言でい続けるのも何だったので、意を決して
「そうかなぁ?私の友達にもジャニファンの子いるけど(←意を決したくせにこのへんが弱気)私の知ってる子は可愛い子が多いよ!(←これは本当)」
といつもより強めの口調で発言しました。ツさんはちょっと不服そうでしたが一応納得した風でした。私はとっとと別の話題を振りました(笑)。
そして私は「嗚呼、やっぱり会社ではジャニのことなんて言えない・・・・・・!」とより一層固く心を閉ざしたのでした。


まだまだ働く妙齢のジャニオタに対する世間の風は冷たい(ま、職場の雰囲気にもよるんでしょうな)。