わたしは水瓶座

血液型や星座での相性占いはよくあるが、都道府県での相性もあるような気がする。というのも、私自身がどうしてもここの出身の人とは仲良くなれない!という都道府県があるからである。出会う人出会う人相性が悪い。ここで書くのは避けておくけれども、自分にとっての鬼門のような土地だ。
同じように、雑誌に載っている星座の占いとは別に自分にとって相性が良かったり逆に縁がないと思う星座もある。相性がいいなと思うのはさそり座、これは男性も女性も。男性についていえばこれまでつきあった人のさそり座率が異様に高いし、女性についてもとても近しくしている友人はさそり座が多い。鬼門なのはおとめ座の男性。私が「いいな」とか「好きだな」と好意を寄せても、憧れで終わってしまって実ることは決してなかった。告白すら出来ずに終わってしまったりもした。さもなくば、生理的にどうしても仲良くなれないかのどっちか。これはうちの父親がおとめ座というところに起因するのではないかと思ったりもしている。女性についてはこれといった相性の悪い星座はないが、強いていえばおうし座の人とは心の底から本音で語り合えないような気がする。うお座には女性的な人が多い気がする。でも普通に仲良くしている人もいるのでその限りではないが。


先日、カメラマンをやっている先輩Sさんとちょっとメールでやり取りをした。彼はフリーで活動しているので自分自身でモチベーションを上げていかねばならない。かのパンダ氏も、フリーではないがそれに近い形体で仕事をしていて現在その忙しさがピークに達しているところである。こないだ珍しく、彼の方から「仕事どうなの?」と訊かれ、おどおどしながら簡単に現在の状況やこれからの理想を話した。彼自身が自分の理想に向かって邁進している人なので、私も彼に恥ずかしくないように頑張ろうと思った。彼に認められたいというよりも自分自身が恥ずかしくないようにしたいと思う。先程「フリーなので」自分でモチベーションを上げなくてはならないと書いたが、フリーだろうと組織に属していようと変わらないことに気が付いた。組織にいてそれがぬるま湯だと感じたら状況を変えようとするのは結局のところ自分自身であるのだ。変える勇気もパワーもないのなら一生ぬるま湯にいればいいと思う。ここ半年ぐらいの私というのは春に大きな仕事を成功させたせいでいい気になっており、もうこの会社にいる限り頑張らなくてもいいぐらいの勢いでぬらぬらと過ごしていた気がする。切磋琢磨して日々を過ごしている人たちに触れて、自分も変わらなければならないと強く思った。