生涯現役宣言

職場で私の近くにこの言葉をモットーとしている男性2名がいます。ひとりは副社長。還暦過ぎてて孫までいるっちゅーのにお肌ツヤツヤ髪は黒々(本人曰く染めてないらしい)、秘書さんが言うには「人生のプライオリティーの一番が、女性から男として見られること」なんだそうな。ほっほー。いや確かにかなり男前なんですよね。若い頃はさぞかし・・・と思っていたらこれまた秘書さんに見せてもらった新婚当時の写真、割れた腹筋といい小麦色の肌といい「ヒデキ?(西城) or ケンジ?(羽賀)」と見まごうほどのナイスガイぶりでした。
もうひとりは私の上司。50代前半ですが熟年太りで身体がダルダルになるのが何よりも嫌みたいで、夕食が外食だったりするときには必ず昼食はダイエットシェイクみたいなので済ませてます。週末はジム通い、趣味はダイビングという爽やかさんぶり。あくまで「自分がカッコ悪くなるのがイヤ」なだけで副社長とは違ってモテにはあんまり興味なさげなんですけど、元々美形タイプっていうのも手伝って他の秘書さん達からの評判はうちのフロアでダントツです。
まーねー、男性に比べて女性が生涯現役で頑張るのは難しいような気もするんですけど。しかし今日の朝、電車で立ちメイクをしていたおねーさんのネイルがボロボロだったのが目に入ったとき、あーこりゃイカン!と思いましたよ。反面教師っつーんですか?私も普段ナチュラルな色のネイルエナメルが多いのでつい目立たないと思って放置しちゃいがちなのですが・・・。つまりはヤバい状態に追い込まれてから慌てて必死で取り繕ったとしても、美というものには日々の心がけが表れるものなのだなーと。そしてじっと自分の手を見る私なのでした。