汚れた舌 最終回

なんじゃこりゃーぁぁぁーーー!!!
と見終わった後劇画タッチで叫んでしまいました。何ですかこれは。んもーみんな急激に目が覚めすぎ。特に女たち。杏梨(牧瀬)はこないだまで苺ムシャムシャ食べて完全にあっちの世界の住人だったというのに「anego」の絵里子よりもあっけなく正気に戻っておっかぁ(森口)に土下座までして・・・。おっかぁもおっかぁだヨ!あたしゃーとっても裏切られた気分。突然いい人になっちゃってさ。プンスカ。千夏と貧乏談義の後、いろいろ思うところあったのかもしれませんが・・・。土下座されて高笑いしてたときにはまた傲慢セリフが聞けるかと思ったのに。内館ドラマは、最終回でみな憑き物が落ちたように人が変わったように何かに目覚めてゆくのね。寂しい。もっとドロドロいこうよ。最後の最後まで不完全燃焼だったのはみっちゃん(光哉)。幻のオープニングで見せたあの狂気の表情は、絶対何かやらかしてくれると初回から期待していたというのに。例えば寂しさのあまり狂った杏梨をシャブ漬けにして主婦売春に・・・とか。そんな品のないこと内館先生はやらないか・・・。
最後にみんなやたらお経のように「軸が、軸が」って言ってましたけれども。結局内館先生の言わんとするところは「軸(仕事)のしっかりしてない人間は結婚してようが千夏みたいにモテて二股かけようがダメ人間なのよ!アタシをご覧なさい!」ってことなんでしょうか。ハァ。精進します。