「Magical Summer」感想

関ジャニ∞サマースペシャル2005「Magical Summer」の感想です。
メモ取ったりしてないので記憶が頼り、全体を通してのざっくりとした感想になりました。


エルフィン&コンフィティ(大倉さん&やっさん)の妖精ちゃんコンビが激マブすぎ!!!
すっかりギュムッと魂を抜かれてしまいましたヨ・・・。ふたりの息もピッタリ過ぎ。魔法のかけ直しが成功してふたりで「よしっ、よしよしっ」ってポーズ取るところに毎回悶えてました(笑)。他にも、コンフィティの「人間は、人生。妖精は、妖生!ウフフッ」や、エルフィンのマイペースさんぶり/くしゃみで思いっきり唾飛ばしといて「すっごいねぇ〜」と他人事なところなどなど/とか、いちいち可愛いでやがる。こんちくしょうっ。
スモールライト/(c)ドラえもん/で小さくしてかごに入れて持って帰りたい気持ちにさせられました。はう…*:.。.:*・゜゜・

★といいつつ役者MVPはやっぱりシートン(丸山さん)なんですけどネ。お見事でした。確かにおかまキャラってテンション上げ易いし、キャラ立て易いっていうのもありますが、なんていうかマルさんはこれまでの舞台もそうでしたけどテンションが途切れないしブレもないから、見てて安心するんですよね。魔法で男性モード(笑)になったところとの演じ分けも見事でしたし。いい役者だなーとつくづく感心。マルさんじゃなかったらここまで最高のシートンは演じられなかったと思います。

★そんな感じでどうしても妖精ちゃんズやシートンがキャラ濃いし目立ってしまうかなーという感じではあるんですが、シリアスな方の筋を兄さんズ3人がしっかり支えているのも良かったかなと。攻撃より守備側というかね。3人にしてみれば遊びが少なく(ホープランドの森のシーンぐらいかな?)難しかったのではないかなとは思うんですけどね。
ただギルデンスターン(クローディオ)の変装は…(笑)。ヒゲ付けただけでそんなに完璧に騙せるわけねぇだろ!バレバレだろ!とツッコミ100万回ぐらい(笑)。みんながあまりにも「クローディオ様!」と驚きすぎててちょっと失笑。せめてズラぐらい被らせてあげればよかったのに…。
アントーニオ(村上さん)はとにかく熱いよネ!(笑)マーガレットに「忌々しいアントーニオ」とかなんとか言われてますけど、世間の基準で言ったら充分男前だと思うんですがアントーニオ(必死な顔がブサイクだのなんだの言われてはいましたが・笑)。
エミリア(横山さん)は…ズラがちょっと…(笑)。あっさり改心し過ぎ?って感じでしたが。最初に見た時は母上時と父上時の違いがあんまりわからない気がしたんですが、次に見た回ではちゃんと違いが出てて良かったです。いやーでもやっぱり舞台で自由に(?)はじける3人もまた見たいですねぇ〜。

★直樹(錦戸さん)、主役のはずなんだけどちょっと影が薄いような…錦戸さん本人もパンフで「直樹以外のキャラは立ってる」って言ってますけど(笑)。ひとりだけ現代の普通の青年、っていうのでもやり難いところはあったかもですね。主役っていうのは毒にならず要にならないとダメなんでそのへんも難しいところではありますが、例えば魔法でマーガレットに恋してしまうところでは金持ちの御曹司って設定を活かしてもっと嫌味なボンボンキャラにしてみるとか、もうちょっと遊んでもよかったかなーと思います。
魔法かかったモードの時に20日の2部だったか、桃に「うるさい!」とキレる場面で「デブ!わかったか!」まで暴言吐いてましたがいいんでしょうか…(笑)。靴脱いで寝てたし素すぎっていうか自由すぎ(笑)。正直あまり直樹に「キャーッ☆」なシーンはあまりなかったですね(見事なキレぶりは素敵でしたが・笑)。妖精さんズのテーマ(一幕の終わりと二幕の終わりの方の曲)やクローディオの戦いテーマ、エンディングの曲は頭に浮かんでくるのに最初のカフェでの直樹曲は思い出せず…(スマン)。まぁ、これは直樹青年の成長ストーリーでもあるわけなので、これからもっとイイ男に成長してゆくのでしょう(と、無理矢理まとめてみました)。
しっかしどうしても直樹と桃が親に反対されてまで結婚を思いつめてるような熱い恋人同士にはどうしても見えず…(私のジェラ眼がそうさせるわけではないですヨ!)。一応手は繋いだり口では「桃しかおらん」「直樹しかおらん」って言ってましたけど、ピンク色のラブい空気が全くと言っていいほど見えず…。寝る前にチューしろとまでは言わないけど、恋人に思いっきり背中向けて寝てましたもんネ(笑)。駆け落ちして盛り上がってるんだし向かい合って手ぐらい握ってもいいのでは?なんて思ってしまいました。まだアルバニーとマーガレットの方が視線合わせたりとか恋人っぽい雰囲気だったかな。恋人役だし駆け落ちだし抱擁シーンのひとつやふたつを覚悟していた私としましては少々拍子抜けでした(笑)。

20日2部のMCでファーストキス告白大会が…。村上さんの超・甘酸っぱい体験告白に続いてやっさん(も結構爽やか)ときて、次は錦戸さん…?と超ドキムネだったんですが結局ナシ。ホッとしたような残念だったような。そして横山さんの小学生のとき(小5だったけな?)という告白が生々しくて若干ひいてしまいました(笑)。

★昨年がシリアスなストーリーだったから余計に思うのかもしれませんが、やっぱりこういうテンポのいい芝居がいいですネ。今回トータルでかなりいい舞台だったと思います!めちゃめちゃ楽しかった。ショータイムが短いのが残念ではあったけども舞台でも私は充分満足しましたね。7人ともそれぞれがそれぞれベストな配役で演じてたと思います。アルバニーのセリフを彼が言ってるところを想像して、あーベタベタな王子キャラで観てみたかったな〜なんて思ったりもしました。去年の「サマー・ストーム」での中間くんデーを私は見ていないのでどんなもんかな?と思ってましたが、思った以上によかったと思います。ファンタジーだから余計に演じ易かったのかも。妖精ちゃんズをもし別の配役でやってたら…例えば錦戸&村上ペアだったら…なんて世にも恐ろしい想像をして楽しんだりもしました(笑)。


また思い出したことがあればちょこちょこ加筆するかもです。
あと数日ですがこれからまた観劇される方は楽しんできてくださいませ。